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03月06日-03号

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  1. 伊万里市議会 2013-03-06
    03月06日-03号


    取得元: 伊万里市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-16
    平成25年 3月 定例会(第1回)          平成25年伊万里市議会会議録(第1回定例会)1.日 時  平成25年3月6日 午前10時00分開会2.出席した議員    1番  内 山 泰 宏         13番  松 尾 雅 宏    2番  前 田 久 年         14番  多久島   繁    3番  香 月 孝 夫         15番  松 尾 博 幸    4番  東   真 生         16番  草 野   譲    5番  前 田 和 人         17番  樋 渡 雅 純    6番  井 手 清 敏         18番  渡 邊 英 洋    7番  副 島   明         19番  高 木 久 彦    8番  井 手   勲         20番  笠 原 義 久    9番  馬 場   繁         21番  占 野 秀 男    10番  梶 山   太         22番  田 中 啓 三    11番  山 口 恭 寿         23番  盛   泰 子    12番  松 永 孝 三         24番  福 田 喜 一3.欠席した議員    な  し4.出席した事務局職員    局長  水 田 政 良5.地方自治法第121条による出席者の職氏名    市長                  塚 部 芳 和    副市長                 江 頭 興 宣    総務部長                前 田 隆 博    政策経営部長              山 本 洋一郎    市民部長福祉事務所長)        吉 田 正 男    産業部長                深 浦 弘 信    建設部長                青 木 政 博    総務部副部長(総務課長)        古 賀 恭 二    税務課長                吉 原 伴 彦    政策経営部副部長                        髙 阪 雄 一    (伊万里湾総合開発国道対策課長)    企画政策課長              深 江 俊 文    財政課長                力 武 健 一    長寿社会課長              高 森 久 一    福祉課長                川 元 和 弘    産業部副部長(農業振興課長)    (伊万里牛課長)(伊万里梨課長)     武 野 逸 郎    (農業委員会事務局長)    産業部副部長(観光課長)         緒 方 俊 夫    建設部副部長(都市開発課長)                        池 田 和 高    (検査監兼技術監)    下水道課長               吉 永 康 雄    会計管理者               池 田 博 志    水道部長水道事業管理者職務代理者)  林   喜代司    水道部副部長(浄水場管理事務所長)   腰   洋 一    消防長                 幸 松 伝 司    副消防長                丸 尾   定    教育長                 森   哲 也    教育部長                原   正 憲    学校教育課長              朝 長 省 吾    体育保健課長              中 里   昭1.議事日程    第1 市長提出議案等に対する質疑    第2 議案の常任委員会付託1.本日の会議に付した事件    日程第1 市長提出議案等に対する質疑     議案第24号 平成25年度伊万里市一般会計予算について     議案第25号 平成25年度伊万里市国民健康保険特別会計予算について     議案第26号 平成25年度伊万里市介護保険特別会計予算について     議案第27号 平成25年度伊万里市立花台地開発事業特別会計予算について     議案第28号 平成25年度伊万里市公共下水道事業特別会計予算について     議案第29号 平成25年度伊万里市農業集落排水事業特別会計予算について     議案第30号 平成25年度伊万里市市営駐車場特別会計予算について     議案第31号 平成25年度伊万里市後期高齢者医療特別会計予算について     議案第32号 平成25年度伊万里市水道事業特別会計予算について     議案第33号 平成25年度伊万里市工業用水道事業特別会計予算について     報告第1号 専決処分の報告について(市営住宅の管理上必要な和解について)     報告第2号 専決処分の報告について(市営住宅の管理上必要な和解について)    日程第2 議案の常任委員会付託                 常任委員会付託表┌───────┬──────────────────────────────────┐│ 委員会名  │             付 託 内 容              │├───────┼──────────────────────────────────┤│       │議案第5号 伊万里市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例制  ││       │      定について                       ││       │                                  ││       │議案第14号 伊万里・有田消防組合規約の協議について         ││       │                                  ││       │議案第15号 佐賀県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減  ││       │      少及び規約の変更に係る協議について           ││       │                                  ││       │議案第17号 伊万里・有田消防広域化協議会の廃止の協議について    ││       │                                  ││       │議案第19号 平成24年度伊万里市一般会計補正予算(第9号)について  ││       │      のうち                         ││       │       第1条 歳入  全 款                ││       │           歳出  第2款 総務費            ││       │            〃   第7款 商工費            ││       │                第1項 商工費           ││       │                 第2目 商工業振興費       ││       │                   5 路線バス運行事業     ││       │                   9 公共交通支援事業     ││       │            〃   第8款 土木費            ││       │                第4項 港湾費           ││       │            〃   第9款 消防費            ││       │       第2条 繰越明許費                  ││       │       第3条 地方債の補正                 ││ 総務委員会 │                                  ││       │議案第24号 平成25年度伊万里市一般会計予算についてのうち      ││       │       第1条 歳入  全 款                ││       │           歳出  第1款 議会費            ││       │            〃   第2款 総務費            ││       │               (第1項 総務管理費のうち      ││       │                 第8目 地籍調査費を除く)    ││       │            〃   第8款 土木費            ││       │                第1項 土木管理費         ││       │                 第1目 土木総務費        ││       │                   2 国道対策事業       ││       │                   3 西九州自動車道建設促進事業││       │                第4項 港湾費           ││       │                 第1目 港湾管理費        ││       │                   1 港湾施設管理事業     ││       │            〃   第9款 消防費            ││       │               (第1項 消防費のうち        ││       │                 第3目 水防費を除く)      ││       │            〃   第12款 公債費            ││       │            〃   第13款 諸支出金           ││       │            〃   第14款 予備費            ││       │       第2条 継続費                    ││       │       第3条 債務負担行為                 ││       │       第4条 地方債                    ││       │       第5条 一時借入金                  ││       │       第6条 歳出予算の流用                │└───────┴──────────────────────────────────┘┌───────┬──────────────────────────────────┐│ 委員会名  │             付 託 内 容              │├───────┼──────────────────────────────────┤│       │議案第1号 伊万里市指定地域密着型サービス等の事業者の指定及び事  ││       │      業に関する基準を定める条例制定について         ││       │                                  ││       │議案第2号 伊万里市新型インフルエンザ等対策本部条例制定について  ││       │                                  ││       │議案第3号 伊万里市小規模水道条例制定について           ││       │                                  ││       │議案第4号 伊万里市民交流プラザ条例等の一部を改正する条例制定  ││       │      ついて                         ││       │                                  ││       │議案第6号 伊万里市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例制定  ││       │      について                        ││       │                                  ││       │議案第7号 資金の積立てに関する基金条例の一部を改正する条例制定  ││       │      について                        ││       │                                  ││       │議案第10号 伊万里市体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改  ││       │      正する条例制定について                 ││       │                                  ││       │議案第16号 伊万里・有田地区障害程度区分認定審査会の共同設置に関  ││       │      する規約の変更の協議について              ││       │                                  ││       │議案第19号 平成24年度伊万里市一般会計補正予算(第9号)について  ││       │      のうち                         ││文教厚生委員会│       第1条 歳出  第3款 民生費            ││       │            〃   第4款 衛生費            ││       │            〃   第10款 教育費            ││       │                                  ││       │議案第20号 平成24年度伊万里市国民健康保険特別会計補正予算(第4  ││       │      号)について                      ││       │                                  ││       │議案第21号 平成24年度伊万里市介護保険特別会計補正予算(第4号)  ││       │      について                        ││       │                                  ││       │議案第23号 平成24年度伊万里市後期高齢者医療特別会計補正予算(第  ││       │      3号)について                     ││       │                                  ││       │議案第24号 平成25年度伊万里市一般会計予算についてのうち      ││       │       第1条 歳出  第3款 民生費            ││       │            〃   第4款 衛生費            ││       │               (第1項 保健衛生費         ││       │                 第3目 環境衛生費のうち     ││       │                   3 浄化槽設置整備事業を除く)││       │            〃   第10款 教育費            ││       │                                  ││       │議案第25号 平成25年度伊万里市国民健康保険特別会計予算について   ││       │                                  ││       │議案第26号 平成25年度伊万里市介護保険特別会計予算について     ││       │                                  ││       │議案第31号 平成25年度伊万里市後期高齢者医療特別会計予算について  │└───────┴──────────────────────────────────┘┌───────┬──────────────────────────────────┐│ 委員会名  │             付 託 内 容              │├───────┼──────────────────────────────────┤│       │議案第8号 伊万里市空き家等の適正管理に関する条例の一部を改正す  ││       │      条例制定について                   ││       │                                  ││       │議案第9号 伊万里市水道事業及び工業用水道事業の設置等に関する条  ││       │      例の一部を改正する条例制定について           ││       │                                  ││       │議案第11号 伊万里市小作料協議会条例を廃止する条例制定について   ││       │                                  ││       │議案第12号 路線の認定について                   ││       │                                  ││       │議案第13号 路線の変更について                   ││       │                                  ││       │議案第19号 平成24年度伊万里市一般会計補正予算(第9号)について  ││       │      のうち                         ││       │       第1条 歳出  第5款 労働費            ││       │            〃   第6款 農林水産業費         ││       │               第7款 商工費            ││       │               (第1項 商工費           ││       │                 第2目 商工業振興費のうち    ││       │                   5 路線バス運行事業     ││       │                   9 公共交通支援事業を除く) ││       │            〃   第8款 土木費            ││       │               (第4項 港湾費を除く)       ││       │            〃   第11款 災害復旧費          ││       │                                  ││       │議案第22号 平成24年度伊万里市公共下水道事業特別会計補正予算(第  ││産業建設委員会│      4号)について                     ││       │                                  ││       │議案第24号 平成25年度伊万里市一般会計予算についてのうち      ││       │       第1条 歳出  第2款 総務費            ││       │                第1項 総務管理費         ││       │                 第8目 地籍調査費        ││       │            〃   第4款 衛生費            ││       │                第1項 保健衛生費         ││       │                 第3目 環境衛生費        ││       │                   3 浄化槽設置整備事業    ││       │            〃   第5款 労働費            ││       │            〃   第6款 農林水産業費         ││       │            〃   第7款 商工費            ││       │            〃   第8款 土木費            ││       │               (第1項 土木管理費         ││       │                 第1目 土木総務費のうち     ││       │                   2 国道対策事業       ││       │                   3 西九州自動車道建設促進事業││       │                第4項 港湾費           ││       │                 第1目 港湾管理費のうち     ││       │                   1 港湾施設管理事業を除く) ││       │            〃   第9款 消防費            ││       │                第1項 消防費           ││       │                 第3目 水防費          ││       │            〃   第11款 災害復旧費          ││       │                                  ││       │議案第27号 平成25年度伊万里市立花台地開発事業特別会計予算につい  ││       │      て                           │└───────┴──────────────────────────────────┘┌───────┬──────────────────────────────────┐│ 委員会名  │             付 託 内 容              │├───────┼──────────────────────────────────┤│       │議案第28号 平成25年度伊万里市公共下水道事業特別会計予算について  ││       │                                  ││       │議案第29号 平成25年度伊万里市農業集落排水事業特別会計予算につい  ││       │      て                           ││産業建設委員会│                                  ││       │議案第30号 平成25年度伊万里市市営駐車場特別会計予算について    ││       │                                  ││       │議案第32号 平成25年度伊万里市水道事業特別会計予算について     ││       │                                  ││       │議案第33号 平成25年度伊万里市工業用水道事業特別会計予算について  │└───────┴──────────────────────────────────┘1.会議の顛末                (午前10時 開議) △日程第1 市長提出議案等に対する質疑 ○議長(内山泰宏)  おはようございます。定刻、定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。 それでは、前日に引き続き、議案等に対する質疑を行います。 まず、議案第24号 平成25年度伊万里市一般会計予算について、別冊です。 区分して行います。まず、第1条 歳入歳出予算のうち歳入全款について、48ページから85ページまでです。17番樋渡議員。 ◆17番(樋渡雅純)  おはようございます。それでは、歳入に関しまして、85ページになります。市債の退職手当債、1億円出してあります。 これは昨年の補正でも私も若干触れましたけれども、今回も当初予算で出されております。この退職手当債、国からの許可があるとはいえ、安易に手を出すべきものではないというふうに私は基本的に理解をしております。よその全国的な市においても、これは喉から手を出したいほどのものであると思ってはおりますけれども、どこでもやっぱりそこら辺は意識をして手をつけていないんじゃないかなと思っております。 そこで、今回、緊急避難的に出されているものと認識をしておりますけれども、本来は、退職金は予算としてしっかり上げられるべきものであると思っております。将来世代の借金として残すべきものではないと、現世代の責任でしっかり消化すべきものと考えております。単に予算が組めない、捻出できないだけでは、なかなか説明がつかない部分もあるのではないかと思っております。 そこで、ことしもこのように当初で上げざるを得なかった理由、このことについて、まずお尋ねをいたします。 ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  樋渡議員御質問の退職手当債の借り入れについて、現予算で対応すべきじゃないかということについてお答えしたいというふうに思います。 もう御承知のとおり、この退職手当債については、もともと勧奨退職者に対する分ということで国のほうで制度ができまして、2006年度から通常の60歳定年退職者に向けても適用するということで法が改正されております。これは団塊の世代の退職者の大量退職者が出ることになりますので、その平準化のためにも必要だということで国が法的に認めているものでございます。これが平成18年度から27年度まで制度的に認められているということになっております。当然この退職手当債については、条件なしに認められているということではございません。人員削減等の行政改革で起債の償還財源を見出した分の額で起債の限度額と、基本的にはそういうことでの起債になっております。 ちなみに、24年度については20名退職が出ておりまして、13名採用と、7名の人員削減を行うということになっております。25年度についても、そういうふうな総人件費の削減を予定しておりますので、基本的にはその範囲内で対応していくということでの起債を予算上、上げさせてもらっております。 基本的には、そういった起債について、将来的には確かに自分たちの世代だけでやるべきでございますけれども、有利な起債があればそういった形に切りかえていくということで、今回についても補正予算で減収補填債で退職手当債のほうの借り入れを減額して、そちらのほうに切りかえるというようなことで、有利な運用をできるだけ心がけていきたいというふうに考えておりますので、御理解をぜひ賜りたいというふうに思います。 ○議長(内山泰宏)  17番樋渡議員。 ◆17番(樋渡雅純)  理由は今説明がありました。ある意味、それを補完する行政改革を通しての財源を生み出すという点では、当然そこはしっかりやってもらいたいと思っております。 当初じゃなくてでも、そういった勧奨で退職者がふえた場合は、補正あたりで最後の最後まで見計らってという方法もあったのではないかなと思います。 そこで、今回、当初は1億円出してありますけれども、これが補正で、またさらに1億円、2億円と追加されることはぜひ控えてもらいたいと思うわけですけれども、今回の1億円で25年度に関しては大体おさまる見込みであると、そのように理解していいのでしょうか。 ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  今年度の退職手当債については、1億円ということで計上しております。基本的には今、経営計画、実施計画を25年度から27年度まで立てているところでございまして、各年、25年度が1億円、26年度が3億円、27年度が6,000万円ということで、計画上は退職手当債を今財源として充てております。基本的には、この借り入れ可能額であっても人件費の削減効果の中で対応するということで計画をしておりまして、現段階では今後の予定額を抑制することはあっても増額することはないということで計画を立てております。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。13番松尾雅宏議員。 ◆13番(松尾雅宏)  予算書の45ページと53ページなんですが、ことしの予算が約18億円計画、昨年よりも多く予算計上がされています。各種の事業に基づいて国、県それぞれ予算が来ると思うんですけれども、そのうちの地方交付税についてお尋ねをするんですが、その地方交付税の中に特別交付税というものがありまして、ちょうど私は昨年、農地・水関係を伊万里市で取り組むときに、総務省のほうから伊万里市の負担については7.5%、3割になるほどに特別交付税措置がなされるから、ぜひ取り組むべきですというふうなことを申し上げたと思うんです。 ここに8億円という特別交付税が本年度計上されていますけれども、昨年度6億3,000万円、約2億円増額になっていますけれども、この2億円のうちにそういうもろもろのやつが交付税措置がなされていたというふうに理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  特別交付税の中身については、地方交付税について普通交付税、特別交付税ということで算定されておりまして、普通交付税については基準財政需要額、収入額ということで、基本的にその自治体で必要な収入と支出に基づいて普通交付税が不足分について来ると。特別交付税については、災害等の緊急な分についての対応ということになっております。 算定項目については、議員おっしゃっているような特別な、農地・水とか特殊な政策に基づいて出される分についてを特別交付税で算定するということで、算定項目に入っていることについては議員おっしゃっているとおりだというふうに理解しております。ただ、金額については、そのとおり来ているということについては正直わかりません、内容についてはですね。ただ、算定項目に入っていることについては間違いないというふうに捉えております。 ○議長(内山泰宏)  13番松尾雅宏議員。 ◆13番(松尾雅宏)  私もまた今回もお願いをするんですが、そういうもろもろの新しい事業に取り組むに当たっては、市の財政を考えながら、こういう交付税措置があってこそというふうに思っております。昨年、農地・水対策についても、総務省からこういう税制措置が、特別交付税措置があるからやってくださいというふうにお願いをしたとおりですけれども、この農地・水関係にきっちりこれだけひもつきで来たということがわからないということなんでしょうけれども、交付税措置がなされたということは間違いないんですね。 ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  特別交付税の算定項目に入っていることは間違いないです。その金額については、もうきちっと補助金的な形で幾らということはわかりません。そういう中にいろんな項目が入っておりまして、県のほうを通じて特別交付税の算定調書を出しますけれども、それが丸々算定どおりに来ているというのは全くわからないという状況でございますので、その事業があるから当然その財源が保証されているということではないということを御理解賜りたいというふうに思います。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。21番占野議員。 ◆21番(占野秀男)  予算全体についてちょっとお伺いをしたいと思いますが、今、議会運営委員会では議会改革ということでいろいろやっております。改革をする中ではどうしても予算が伴うものもありますので、局長に要求をしてくれということでお話をしますが、これまではずっと総枠で10%ないし15%ぐらい抑えたところでの要求をということで、なかなか議会の要望について適正な判断といいますか、予算措置ができておりません。それだけ全体的に伊万里市の財政が厳しいかなというふうに理解をしておりましたし、これは一般市民の要望に関しても、こういう状況ですからということで、辛抱してくださいということになっている部分も結構あるんじゃないかと思います。 ところが、予算書を見てみましたら、前年度に比べて約1割、10%ぐらい伸びているんですよね。一方では、市民や議会に対しては金がないということで総枠10%から15%ぐらいは抑えた形にしとって、予算を見ると10%もプラスをして出していると──これは前年比です。ということを見ますと、一体何なのかなという感じがしてならないんですが、そこら辺はどういうふうに受けとめられておりますでしょうか、お伺いをいたします。
    ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  今、占野議員御指摘がありましたように、平成25年度の当初予算については223億5,600万円ということで、平成11年度の224億5,200万円に次いで過去2番目に大きい予算というふうになっております。 財政状況が厳しい中で、どうしてそういうふうに大きな予算が組めるのかというような疑問だというふうに捉えておりますけれども、実はいろんな特殊要素が中にありまして、総予算が膨らんでいる理由については、ちょっと大きい項目から、款ごとの増額について説明を申し上げますと、基本的に民生費が昨年比で4.2%ふえております。これは生活保護費とか障害者自立支援、そういった扶助費関係の伸びで4.2%伸びております。 それと、衛生費について申し上げますと19.6%の伸びになっております。これは病院群輪番制病院運営事業という中で、医療機器の整備補助が1億2,500万円、国庫補助、一般財源が要らない費用としてふえております。 それと、農林水産費においては実に46.4%の伸びということで、3億5,000万円ほど実は伸びているんですが、これにつきましても森林整備過疎化林業再生事業ということで2億7,600万円、これも国県支出金のみの財源で伸びを見せております。それと、強い農業づくり交付金事業、新規就農者事業、こういったものも全て国、県だけの財源で3億8,000万円ほどの伸びがあります。 それと、実は一番大きいのは消防費の伸びでございまして、これが88.2%、前年比伸びております。これはもう広域化に伴う分、それと消防のデジタル化に伴う分で6億7,000万円実は伸びておりまして、このうちの2億2,000万円については有田町さんからの負担金ということで財源が出てきております。 あと、教育費でも9.6%の伸びということで、建設事業等の伸びがありまして、これも補助金等で1億円等が入ってくるということに実はなっておりまして、全体的に18億7,000万円の内訳を見ますと、約半額は国県事業、それと負担金等で11億円をそういった財源で充てているということになっております。 一方、一般財源を充てている全体的な経過を見ますと、平成24年度の当初の分についてが127億7,000万円ほど一般財源がありますけれども、平成25年度が129億円ということで財源上は見ております。そのうち税収は実は落ちているんですけれども、交付税のほうが少し増額を見込んでおりまして、基本的にはもう、一般財源については本当に平年と変わらない状況の中で、いろんな国の財源、県の財源、それと負担金等について何とかこの予算を組んでいるという状況でございますので、財政上非常に厳しい状況には間違いないと、そういう中でやりくりをして予算を立てていることについて御理解を賜りたいというふうに思います。 ○議長(内山泰宏)  21番占野議員。 ◆21番(占野秀男)  単独ではなくて補助事業を中心に大きく伸びているということですから、それはそれなりに理解をいたしますが、しかし、実際に運営していく上では、市のほうが財政的に考えて、この分は全体として10%、15%落とすということでやっていっても、どうしてもやっぱり必要な部分についてはそんなに削るわけにはいかんわけですね。そうすると、その捉え方、考え方がですね、全体的にこれはやっぱり減らすわけにはいかんなと、これはやっぱりふやしてやらにゃいかんなという部分が必ずあると思うんですよね。 だから、そういうのを考えると、あんまりそれぞれの部課長さんにずっとずっと辛抱ばっかり、実際財政が厳しいんですからやむを得ない部分もあるかとは思いますが、そういう中でも必要なことについてはやっぱり検討をしていただかなければいかんのじゃないかという気がします。 今、農業問題を特に言われましたが、これは補助金がほとんど大きくついてきますので、伸びていっても助成金がありますから当然と思えば当然ですけれども、それ以外に伸びていないところは、そうすると、例えば議会費はほとんど伸びていませんが、配慮をされているんだろうかという逆なこともちょっと考えられるんですよね。 だから、そういう意味からいくと、必要な部分については財政が厳しくても少し配慮はしていくという姿勢だけは持っとってもらいたいなと。そうしないと、一律で抑えるというやり方は、やっぱりいろんなところに問題が出てくるんじゃないかなという気がしますが、そういう点はどのようにお考えになりますでしょうか。少しは配慮をしていただけますでしょうか。 ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  今回の予算策定に当たりましては、実施計画のローリングをして、経営戦略会議の中でいろいろ予算措置をするという過程を経て提案させていただいております。当然その中で、まず市長のほうの政策的な内容としては、安心、安全を中心にまず予算をつけていくということで、そこを優先させていく。そして、活力、発展に向かう予算をつけていくということで、いろんなところの調整をさせていただきながら予算を今回提案させていただいているという状況でございます。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に進みます。同じく歳入歳出予算の歳出のうち、第1款.議会費、第2款.総務費について、86ページから145ページまでです。 2番前田久年議員。 ◆2番(前田久年)  概要書の12ページ、総務費の地籍調査事業についてお尋ねをいたします。 この地籍調査事業については、皆さん御存じのとおり、当初、昭和58年度から平成14年度までの20年間で完了する計画でありましたが、その後、幾たびかの計画変更を重ね、現在では29年度を事業終了の目標として鋭意取り組みが進められてまいりました。 そうした中、今回、本市の財政事情を鑑み、事業期間を平成32年度まで延伸するということで、この結果については全員協議会で説明はあったところであり、一定の理解はしているものの、しかし、地籍調査事業は事業期間が35年にも及ぶ大規模な事業であり、多くの市民の方に御協力いただいてきた事業であるにもかかわらず、今回の計画変更は何の前触れもなく唐突の感じがいたしているところでございます。 その中で、この点について執行部の見解をお尋ねいたします。 ○議長(内山泰宏)  建設部長。 ◎建設部長(青木政博)  地籍調査事業につきましては、平成29年度の完了におきまして、これまで平成22年度は10班、23年度が11班、24年度が10班として、建設部におきましては、建設部の事業優先度第1位という考えのもと事業進捗を進めたところでございます。 しかしながら、国からの交付金が減少する中で市の財政状況も厳しい局面を迎えておりまして、今回、調査班体制を10班から8班に減少せざるを得ない状況になったということで、3年間事業延伸ということになりました。これにつきまして、平成32年度完了につきまして御理解賜りたいと思います。 ○議長(内山泰宏)  市長。 ◎市長(塚部芳和)  地籍調査に対する国の予算の関係でちょっと補足説明いたしますと、今回、国のいわゆる地籍調査の予算が東北の復興財源の関係でかなり減少をされてまいりました。地籍調査事業は、国の一般予算枠と、そしてもう1つは特別枠というのがあったわけでございますが、昨年は特別枠というのを伊万里市はいただきまして、それで何とか対応できたんですけど、その特別枠の予算が国のほうがことしは難しいというようなことでございます。 私も、昨年から佐賀県の国土調査会の会長を多久市長から私のほうに変わりましたので、九州地区の国土調査会の一員として国への要望を九州の協議会のほうでやろうというようなことで決議がなされたんですけれども、このことが国のほうでも難しいということで通らなかった状況でございます。 そういうことが影響いたしまして、いわゆる地籍調査全体の予算がなかなか組めないと。だからといって、市が単独費でそれではということにも限りがありますので、全体の進捗状況にこういうふうなことが影響をしてきた結果であるわけでございます。 今後これについてはどのようになるかも、まだ見きわめていかなければなりませんけれども、年度の途中、あるいはまた来年度あたりについて特別枠等が復活等で認められれば、我々も積極的にこれを取り入れて、なるべく年度が遅くならないように今後対処してまいりたいと、このように考えておるところでございます。 ○議長(内山泰宏)  2番前田久年議員。 ◆2番(前田久年)  ちょっと唐突ということで私も先ほど申しましたが、なぜかといいますと、やっぱり町民の皆さん方から、高齢化になっている、精通者も少ないということで大変と、いつも聞かされるわけですね。そうした中、1月のいろいろなもろもろの中でも、いやいや、これについては29年度には完了する予定ですよということで1月に言っとったわけですね。そういうようなことがありました。その中で、もう2カ月たたないうちに、いや、これは3年度延伸ですよ、延びますよということが、ちょっとどうかなという思いをいたしておりました。 そうした中で、やはりこういうふうな大事業、こういうふうな延びるということに、今、市長のほうより交付税とかいろいろそういうような問題もとお聞きしました。その中で、やっぱりこういうふうな大事業が延びる場合には、何らかの方法の中でやはり説明をしていただきたかったなという思いをいたしまして、お聞きをしたところでございます。 それで、この地籍調査事業は、御存じのように新地籍課税により税収にも大変貢献をいたしておると思っております。私も平成20年9月に質問をいたしたところでございますが、税収はどうということで質問をいたしました。その折に、3年間で2億824万2千円ほどあるということで回答いただいておりまして、そうした中、現在で5年では、税収効果が3億6,000万円ほどの効果があっておるところでございます。 それはそれといたしまして、実際の調査においても本当に世代交代が進み、地元でも字図の現況を知っている方、昔の事情に精通している方々は年々少なくなってきている状況でありますので、この事業がこれ以上おくれないように鋭意努力をお願いするところでございます。これについては回答は要りません。よろしくお願いをいたしておきます。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。17番樋渡議員。 ◆17番(樋渡雅純)  総務費関係で1点だけお尋ねをいたします。 概要書の10ページです。財産管理事業のPCB廃棄物処理運搬委託費1,900万円ほどですけれども、議案の説明のときに詳しく説明はいただきました。それを受けてではありますけれども、今回、公共施設の全ての箇所を点検して、その処分と理解しておりますけれども、今回キロ数で約700キロぐらいでありますけれども、これは何年から何年までというか、何年間で納めた、収集した量なのかというのがまず1点ですね。 それから、特に蛍光灯の安定器部分のみと思われますけれども、これは大体おおよそ今集まっている量というのは何台分ぐらいに当たるのか、これもお尋ねをしたいと思います。 あと1点は、安定器以外にも使われている部分もあるかと思いますけれども、その機器等については全て点検済みなのか、そういったものも含まれているのか、その点についてお尋ねをいたします。 ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  PCB関連で3点御質問にお答えします。 まず、何年間ぐらいで回収保管をしたのかという点でございますけれど、詳しい記録自体はですね、実はいつからというのは残っていないんですけれど、平成13年に法改正、処理の特別措置法ができた段階で庁内で保管の状況の確認をしております。その法ができたのが、30年間ほどの保管の中でいろんな問題があるということでございますので、昭和49年以降の生産分についてということで法が出ていますので、その後、回収保管をして平成13年度で保管の状況を確認しているということで、まずその期間については御理解賜りたいというふうに思います。 それと、何台分なのかという点についての御質問ですけれども、水銀灯及び蛍光灯安定器で170本、389.3キロ、これが市役所に保管している分です。市役所保管分として、水銀灯、蛍光灯安定器170本、389.3キロ。市民会館のほうで保管しているのが、蛍光灯安定器123本、322.1キロということで、合計が293本、重量で711.4キロが現在、保管状況にあります。 それと、安定器以外のものもどうかということですけれども、実は平成21年にコンデンサーの関係での55キロについては既に処理を済ませております。これはもう、コンデンサーは処理を済ませているという状況がございます。 以上でございます。 ○議長(内山泰宏)  17番樋渡議員。 ◆17番(樋渡雅純)  具体的に説明いただきましたけれども、私も管理状況についてはちょっと見させていただきました。適正にというか、しっかり管理されているなという印象は持ったところです。 先ほどもありましたけれども、これは、いわゆる公共施設は全部、可能性のある部分はもう点検していると、そういう認識でいいのかというのがまず1点と、これまで一部処理しましたということですけれども、これまでずっとためていた、処分できなかったというか、県の計画によって、それに合わせたという説明もあったんですけれども、これまで処分してこなかった理由もあると思いますので、その理由について伺いたいと思います。 ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  公共施設、市のほうの施設での回収保管の状況については、先ほど申し上げましたように13年度から何回も製造等について確認をしておりますので、まず全施設完了しているというふうに捉えております。 それと、なぜ処理をしなかったのかというようなことでございますけれども、これは勉強会でもお話ししましたように、法的に県が処理計画をつくって、PCBについては保管事業者に対して処理計画を遂行させるようにするということになっておりまして、県の計画策定が平成20年8月に策定をされております。その処理計画において、平成25年10月から12月までの間に伊万里市のほうは搬入をするということでの計画になっておりますので、御理解賜りたいというふうに思います。 ○議長(内山泰宏)  17番樋渡議員。 ◆17番(樋渡雅純)  最後になりますけれども、今後のPCBの処理の対応ということで、今の答弁では全て点検したという認識だと思います。それで、今回のPCBの処理としては一応市としてはもう終わりにするのか、しかし、今後、公民館、またいろんな施設でたまたま見つかった場合は当然、処理、保管しなければいけないと思いますけれども、今後のこのPCBに対する対応ですね、これについての見解をお尋ねします。 ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  繰り返しになりますけれども、市のほうの施設については、基本的にはもう現状以上には出てこないというふうに考えておりますけど、万が一の状況での御質問と思います。その分については、また新たな保管をして、きちっとマニフェスト的な保管計画をまた届け出るというようなことになると思います。そういう状況の中で対応はしていきたいというふうに思っております。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。13番松尾雅宏議員。 ◆13番(松尾雅宏)  予算書の117ページの婚活応援推進事業についてお尋ねをいたします。 私も議員という立場上、地域の人たちから「うちの息子にお嫁さんば心配してくれんね」とか「うちの娘のまーだ行かじ困っちょるけん、どこじゃいやってくれんね」とかというふうなことを頼まれます。ところが、一度としてまとまったことはありません。そのために、以前「嫁に来ないか」というふうな発言もなされとったようですけれども、この婚活応援課が非常に大事なものであるというふうに思うんです。私に頼まれる家族の方も、両親の方は頼まれるんですけれども、当の本人になれば「いんにゃ、そがんことは」というふうなことで一蹴されるケースが多いんです。こういうところを解決して、たくさんの人を登録して、多くの出会いを見つけるというふうなところが、この婚活応援課の趣旨だと思うんですけれども、その成果について、そして今の男女ごとの登録者数について、まずお答えを願いたいと思います。 ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  婚活事業の成果、登録者数ということでの御質問でございます。 まず、成果状況についてお答えをしたいというふうに思います。成婚が27名、男性16名、女性11名ということで今成果が上がっております。 それと、登録者数についてですけれども、登録をした方ということで男性が270名、女性が226名の合計496名が登録をされて、成婚とか退会等がありまして、実数で申し上げますと、現在、男性が229名、女性が195名の合計424名の方が現状での実数の登録者ということになっております。 ○議長(内山泰宏)  13番松尾雅宏議員。 ◆13番(松尾雅宏)  この登録者数が多いのか少ないのか、ちょっと判断ができませんけれども、明らかに成婚をなされた、この方が少ないのはもう歴然としております。この中に、結婚をゆっくり考えていらっしゃる市の職員さんは何名いらっしゃるんでしょうか。 ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  人数はちょっと現状で把握しておりませんので、後ほどお答えさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(内山泰宏)  13番松尾雅宏議員。 ◆13番(松尾雅宏)  きっと市の職員さんたちが、ゆっくり構えていらっしゃる職員さんたちが登録をなされていないのが、この婚活課の成婚が結びついていない原因だと思うんです。もっともっと市の職員さんたちも登録をしていただいて、そして、その問題解決を促しながらもっとたくさんの出会いを結びつけてほしいと。何か画期的な改善策をここに打ち込まなければいけないんじゃないかなというふうに思います。 私たちも、当然私たちの周りには、なぜか独身の男性が本当にたくさんいらっしゃいます。結婚したくないということじゃないんです。出会いがないというだけなんです。ぜひこのことについても今までと違った25年度の方策、方針を十分検討していただいて、その聞き取りについては市の職員さんで十分じゃないかなというふうに思うんです。よろしくお願いいたします。 ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  市の職員の登録の勧誘については、担当課のほうも一生懸命声をかけて頑張っている状況にありますので、それは御理解を賜りたいというふうに思います。 それと、議員おっしゃった成婚者27名が、成果が上がっていないんじゃないかというようなお話がありましたけれど、私どもとしては連携している武雄市さんとか松浦市さん等と比較したらいけないんでしょうけど、そういうときには大変効果は上がっているんじゃないかというふうには捉えております。 それと、成果状況で追加で御説明を申し上げますと、イベントとか啓発セミナー、そういった年間通じて出会いの場のイベントを、24年度については11回と、セミナーが4回、講演会1回ということ、それと、プロフィールの引き合わせということで、書面上の中で、ある程度この人いいなといったときに相手方も会いたいということになれば、そういうふうな引き合わせ、そういったことも年間24回ほどやっておりまして、イベントを行ったときにおつき合いをしたいというようなカップルが今までの中で107組ございます。その中で成婚された方が3組いらっしゃいます。それと、交際中の方も26組ということでありますので、ほかにもプロフィールによる分もありますけれども、そういったことについて成果は上がっているというふうに捉えております。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。20番笠原議員。 ◆20番(笠原義久)  予算書ですね、127ページの国際交流事業の中で、今回、大連との交流事業ということで上がっておりますが、この概要書を見てみますと、この事業を「定着させ」という言葉が出てくるんですが、これは今年度の単年度じゃなくして、これを複年度に──何年とかですね、やろうとしているのか。あわせて、この参加者に対する公的な助成ですね、このことを考えておるのか、まず1回目に質問したいと思います。 ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  今回、大連市友好交流伊万里市訪問団派遣事業ということで、予算を91万6千円組んでおりますけれども、24年度、友好交流25周年の記念事業で40名ほどの訪問団で派遣をさせていただきました。その訪問団の方々も、非常に公務研修生とか大連の大学生の方々との交流もございまして、非常に今後も継続したいというような御意見もたくさんございまして、それと、草の根的な交流が今後の市の国際交流の中でも必要だという中で、継続して今後も実施をしていきたいというふうに思っております。 それと、訪問される方に対する予算の補助的な内容でございますけれども、業務委託の中で、向こうのほうでのレセプションの企画、そういったところとか、行動する中での一緒の行動、通訳料、そういったところが団体での行動費の中で市のほうで予算を見るというふうな状況で考えております。 ○議長(内山泰宏)  20番笠原議員。 ◆20番(笠原義久)  これを何年ぐらい継続、定着させるのか、ちょっと今のあれでは──ただ、継続をするということはわかりました。 私は今まで大連との関係、いろんなところからこの10年見てきましたけど、国際交流はなかなかいいことだと思います。その中で、これだけ伊万里のほうから大連に赴くという、いろんな費用をかけてやる。相手国である大連市、大連は大都会ですよ。この論法からいったら、大連のほうから毎年でも50人や100人ぐらいの交流団というのが、これはやっぱり双方の交流ということがあって初めて、これは目的が成立するんじゃなかろうかと。そういう大連市民が今まで大挙して伊万里市に押しかけたということは、私の記憶ではありません。そういうことを含めて、これを定着化させるということの目的ですね、私は相互にやるべきだと思うし、要請をやるべき、大連からも来るべきだと思うんですが、その点をもう一度お尋ねしたいと思います。 ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  まず、1回目の質問の中での直接的な補助について、市民の方について直接的な補助についてはございませんので、その点について補足をさせていただきたいというふうに思います。 それと、今後の国際交流事業の中で総合交流がもっと活発になるようにというような御指摘だというふうに思います。 今回も──今回というんですかね、平成24年度、今年度においても、実は25周年記念事業の中で県のほうともいろんな協議をしたところがあるんですが、チャーター便を飛ばして、大連市のほうから市民の方を観光客として佐賀の空港のほうに呼ぶというようなこともできないだろうかというようなこと等も、実はいろんな計画をしたんですけれども、国際情勢とか、チャーター便の人数の状況とかいろんなことがあって、実はその計画はもう中座、頓挫したんですけれど、当然、今後、中国のほうからの観光客の導入とか、そういった交流事業を進めていくということも念頭にはございます。 ただ、今回上げているのは、伊万里市のほうから草の根交流的に訪問団を派遣して、当然、笠原議員御指摘のように、大連市のほうからも伊万里市のほうにそういった市民交流団として訪問していただくようなことは、今後要請をしていくことになろうかというふうに思っております。 ○議長(内山泰宏)  市長。 ◎市長(塚部芳和)  この大連市の交流事業につきましては、5年間の節目ごとに今まで開催をしていたわけでございますけれども、昨年、25周年というような中で計画をして実施したわけですけれども、やはり訪問団を含め皆さんが感じられたことは、こういうふうなものは節目節目よりも、もう毎年、いわゆる市民レベルで訪問をして、そういうふうなことが一つのきっかけとなって、お互いの相互交流訪問というふうなものにつなげると。そのためには、やはり節目節目よりも毎年継続してしたほうがいいんじゃないかと、こういう意見を賜ったところでもございます。 そういうふうなことから、なるべく経費はかけなくて、参加される方は当然、自己負担というような形で、それでは計画をしましょうというふうなことで今回の提案をさせていただいておるところでございます。 確かに、大連市800万人という大きな大都市と、伊万里市5万7,000人という小さな都市の交流ですけれども、大連市側等に言わせてみれば、国の大きさ、あるいは都市の大きさ云々は関係ないと、やはりこれはそれぞれの市民の草の根交流が非常に大切だという、そういう評価もいただいておる次第でございます。 そういうふうなことから、こういうふうなことを継続して進めていくことが、将来的には大連市側が伊万里あたりに修学旅行あたりでも来てみようじゃないかという、そういうふうなものにつながっていくんじゃないかという期待も持っておるところでございます。そしてまた、あえてこういう尖閣の問題を中心に、日中友好という点では冷え込んでいるときだからこそ、私は伊万里市が大連市あたりに訪問を、草の根交流的に行うというのは大変意義があることではないかと、こういうふうにも私は思っておる次第でございます。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  先ほどの松尾議員の質問に対して回答が漏れていた分、市の職員の登録数ということで回答させていただきたいと思います。 職業別の登録者数の内訳がございまして、公務員ということで、市役所だけではございませんけれど、公務員で男性14名、女性10名、24名の方が登録されています。登録者数の中の5.7%ということになっております。 ○議長(内山泰宏)  23番盛議員。 ◆23番(盛泰子)  2点お尋ねします。 まず、概要書の10ページ、総務費ですので、所管事項ですので、基本的なことだけ確認をしたいと思いますが、10ページの一番下に第5次総合計画後期基本計画策定事業というのがありますね。私たち伊万里市議会は、地方自治法の96条の2項を使って、議決事件の拡大というのを5年前にして基本計画まで議決するということにして、あれからもう5年たつんだなというふうに思うわけですが、今回の基本計画の策定スケジュールですね、それをお聞きしたいと思います。というのは、基本計画、そちらがつくるというだけではなく、私たちも特別委員会をつくるかどうかわかりませんが、何らかの心づもりをしておかなければいけない事項ですので、スケジュールについてお尋ねしたいと思います。 それから2点目は、概要書の19ページに、新規事業として子ども・子育て支援事業計画策定事業というのが出てきているわけですが、これの予算の内容を見てみますと、ことしは調査をする、調査分析のための委託料ということで大きく予算が上がっております。これの委託先ですね、それについてお尋ねをいたします。 ○議長(内山泰宏)  政策経営部長。 ◎政策経営部長(山本洋一郎)  第5次総合計画の策定事業で今回予算を上げさせてもらっておりまして、スケジュールということで回答させていただきたいというふうに思います。 平成25年の今年5月に市民アンケート調査を行いまして、その集計結果をもとに市役所内部で委員会等を立ち上げて策定を進めていきたいというふうに思います。その計画原案ができました後、12月をめどに総合計画の審議会を開催していきたいというふうに思います。審議会からの答申を3月前までにいただいて、平成26年6月に議会のほうに基本計画の提案をさせていただきたいというふうな計画でおります。(「済みません、ページ間違えました」と呼ぶ者あり) ○議長(内山泰宏)  いいですか。(「はい、いいです」と呼ぶ者あり) ほかに。16番草野議員。 ◆16番(草野譲)  107ページの伊万里っ子ポスト運営事業について、4千円の今回予算がついているわけですけれども、パブリックコメントのはしりで、伊万里の目安箱というような形で取り組んでおられると思いますが、昨年の投函数はどのくらいあったのか、それから、その内容についてどういう内容があったのか、お尋ねをいたします。 ○議長(内山泰宏)  総務部長。 ◎総務部長(前田隆博)  伊万里っ子ポストの23年の実績を申しますと、11件の投稿があっております。それで、その内容でございますけれども、1つは伊万里有田共立病院の待ち時間、それから火災報知器とか、それから自転車用道路の整備とか、内容についてはそれぞれさまざまでございます。 ○議長(内山泰宏)  16番草野議員。 ◆16番(草野譲)  まさに目安箱というような形の中でのこの伊万里っ子ポストでありますが、これはもっと充実させて市民の方にもっとPRをすべきだというふうに思いますが、その4千円の予算でどのくらいの事業ができるのかと素朴な疑問として思うんですが、どういう形でPRをされて、もっと件数あたりがですね、市民の皆様の声が市政に活性化できるような、そういう環境づくりが必要と思うんですが、そういう事業費についてはこの4千円でいいと思いますか。 ○議長(内山泰宏)  総務部長。 ◎総務部長(前田隆博)  議員御指摘のように、市民に対してのPRについては積極的にやるべきだと思っております。現状で申しますと、市役所とか公民館のほうにそのポストを用意しておりますので、予算的にはそうかかるような事業ではございませんので、これで十分だと考えておりますけれども、PRについては積極的に市民に対して広報活動をしていきたいと考えております。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、第3款.民生費、第4款.衛生費について、146ページから207ページまでです。 12番松永議員。 ◆12番(松永孝三)  予算書の183ページの生活保護費の扶助費についてお尋ねをいたします。 25年度、11億3,100万円ほど予算がなされております。この中の内容を見てみますと、医療扶助のほうが6割ぐらいを占めているようでございます。6億8,700万円。前年度が5億8,800万円ぐらいだったんですけど、約1億円増加をしているようでございます。25年度、緊急雇用創出基金事業にて、生活保護適正化支援事業の中で、いろんな受給者に対してジェネリック医薬品の紹介や、頻回受診の適正指導や、ほかに活用できる支援を調査し、生活保護費の削減と支給の適正化を図るということでございますが、医療費扶助の増加の傾向は全国的に言われておりますが、伊万里市のこの要因、背景、今後の推移見込みと対策についてどのように考えておられるのか、お尋ねします。 ○議長(内山泰宏)  市民部長。 ◎市民部長(吉田正男)  生活保護費の医療扶助の増加の分ですけれども、今回の補正でもお願いをしておりますが、基本的に生活保護の方は全額市のほうで支払うというふうなこともございまして、高額の医療の方、重病の方がふえていらっしゃるということが大きな原因の一つです。それとあと、生活保護の中でお年寄りの方とか高齢者、もちろん障害者の方とかいらっしゃれば、病院にかかられる頻度も当然ありますものですから、そこら辺に関してはどうしてもふえていかざるを得ないということと、あと、私も決裁しておりますけれども、生活保護の数がやっぱりふえてきております。それは若い方ももちろんいらっしゃいますが、60代とか50代とかの方で、病気で行けないよという方がかなりいらっしゃるものですから、その方々を見ておりますと、どうしても医療に関係するのかなと。例えば、公的保険があれば、7割は公的保険で出るわけですけれども、この方たちは全額が生活保護で出さざるを得ないというようなこともございまして、ふえている状況にございます。 その対策として申し上げたいのは、やっぱり1人で何回もかかっている方がいらっしゃいますとか、いろんな病院を同じ病気でかかっていらっしゃる方があるものですから、レセプトが電子化されたことによって、そういうふうな抽出が楽になったということもございまして、そこら辺をつなぎながら、ケースワーカーがそこに出かけていって適正な受診をするように、もちろん、かかってはいけないということにはなりませんけれども、適正な受診をするような形での指導を行っていきたいというふうに考えているところです。 ○議長(内山泰宏)  松永議員。 ◆12番(松永孝三)  生活保護、生活困窮者に保護をするのは大事な事業だと思いますが、やはり不正受給に対しては市民の方からもよく私どもに、パチンコをしたり、ギャンブルをしたりというようなことで、それで私たちの税金を使ってそういう行為を行っているということに対しては厳重に取り締まってくれというような内容でたびたび聞きます。 兵庫県小野市が条例提案に動き出して、市民からの情報提供などの責務について盛り込んだ条例を提案するように新聞記事で拝見いたしましたが、伊万里市ではそういう考えはございませんでしょうか。 ○議長(内山泰宏)  市民部長。 ◎市民部長(吉田正男)  パチンコの件に関して申し上げますと、うちのほうにもかなり来ている状況にはございます。そういうこともあるものですから、毎日連絡があったからすぐ行くというわけにはいかんのですけれども、最低1カ月に一遍は、日にちを特定しないで出かけていって、パチンコ屋を回っている状況にはございます。ただ、いわゆるギャンブル場はよそにあるものですから、そこまでは行かないんですが、できるだけパチンコパトロールをふやす等の強化をしてやっていくということが1つと、それから、条例に関しましては、今のところは結論から申し上げますと考えておりません。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。18番渡邊議員。 ◆18番(渡邊英洋)  予算書の207ページ、概要書の24ページですね、ごみ処理広域化推進事業のうちの前回の負担金が4億300万円余りと。当市が9,041万2千円、22%強ですね。この割合の算定根拠をお願いいたします。 ○議長(内山泰宏)  市民部長。 ◎市民部長(吉田正男)  西部広域環境組合の負担金の算出根拠でございますが、2通りに分かれております。まず、議会費と総務費につきましては均等割を15%、それから人口割を85%ということで、これでいきますと伊万里市の場合は21.84%になります。それから、事業費の場合は均等割を10%、人口割を90%ということになりまして、これでいきますと伊万里市の場合は22.47%、これを合わせた結果が22.42%ということになっております。 ○議長(内山泰宏)  18番渡邊議員。 ◆18番(渡邊英洋)  それでは、伊万里市を除いた3市5町の負担割合と負担金額をお示しください。 ○議長(内山泰宏)  市民部長。 ◎市民部長(吉田正男)  まず武雄市ですが、20.02%で8,071万8千円、それから鹿島市12.58%で5,074万8千円、それから嬉野市です、11.94%で4,814万4千円、それから有田町です、8.94%で3,606万1千円、大町町3.9%で1,572万1千円、江北町4.70%で1,893万9千円、それから白石町10.68%で4,307万9千円、それから太良町でございますが、4.82%で1,943万円ということで、合計4億325万2千円ということになっております。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。23番盛議員。 ◆23番(盛泰子)  先ほどは失礼いたしました。 概要書19ページの子ども・子育て支援事業計画の委託先についてお尋ねいたします。 ○議長(内山泰宏)  市民部長。 ◎市民部長(吉田正男)  委託先につきましては、基本的にこういうふうなコンサルを行う業者がございますものですから、そこの中の入札を考えているところです。 ○議長(内山泰宏)  23番盛議員。 ◆23番(盛泰子)  決算のときの監査委員さんからの指摘事項として、毎回あるのが安易な委託は避けよというのがあって、あれは執行部だけではなく議会に対する指摘でもあるなというのをいつも思っているところですが、専門的な知見というのは確かに必要なので、コンサルの役割というのもないとは私は思わないんですけれども、やはり土地柄というか、そういうものについてはどこでも一緒ではなく背景がやっぱりいろいろ違うですよね。例えばファミリーサポートでも、伊万里では3世代とかで住んでいらっしゃる人が多いから必要ないのではないかというふうに最初のころは言われていましたが、実際ふたをあけてみれば、そうではないというような状況もありますので、委託して出てきた成果を、今度、いわゆる伊万里の方たちとか、もちろん大学の先生とかも入るでしょうけれども、そこら辺でもんでいく作業についてはどのように考えていらっしゃいますか。 ○議長(内山泰宏)  市民部長。 ◎市民部長(吉田正男)  ことしの事業をまず申し上げますと、2カ年でやるわけですから、ことしの場合は調査をいたしまして、そして役所の中で、係長クラス等でまずワーキンググループをつくります。それから、部課長クラスで策定委員会等をやって、その上に市民会議のメンバーといいますか、民間の方々を入れた形で、ことし1回やろうというふうに思っています。そして、その後、来年以降については、また民間の方も入れてやる形になってくるかというふうに思っています。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。13番松尾雅宏議員。 ◆13番(松尾雅宏)  197ページに、伊万里・有田地区衛生組合の負担金補助というものがあるんですけれども、当然この組合の話なんですが、実は葬儀社のほうから、唐津のほうから来る車に斎場の標識がなくて入り口がわかりにくいというようなことがあったんですけれども、上場のほうの斎場に参りますと、道路標識に何々斎場というふうに書いてある標識がございました。ああいうことになれば、総務のほうの扱いだとは思うんですけれども、いずれにしろ、どのような形であってでも、道路標識を橋梁につけるなり手前のほうにつけるなり、そういうことをお願いしたいんですけれども。 ○議長(内山泰宏)  市民部長。 ◎市民部長(吉田正男)  多分白野の、今度、大坪バイパスができましたものですから、ちょっとわかりづらいかと思いますが、南波多側から行ってちょっと手前側のほうに1カ所はつけていたと思うんですけれども、ただ、全体的にわかりにくいということであれば、こっちの組合のほうにお願いをしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(内山泰宏)  13番松尾雅宏議員。 ◆13番(松尾雅宏)  組合でなされても結構なんですけれども、多分、肥前斎場だと思うんですけれども、道路の中央に通常の標識みたいに大きなやつがあるんですよ。そういうものであれば、なおわかりやすくて、交通安全協会、警察のほうかとは思うんですけれども、そういうものでできないんでしょうかね。 ○議長(内山泰宏)  市民部長。 ◎市民部長(吉田正男)  それができるかどうかについては、ちょっと問い合わせもしたことございませんものですから、調査をさせていただきたいと思います。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、第5款.労働費、第6款.農林水産業費、第7款.商工費、第8款.土木費について、208ページから269ページまでです。 ここでしばらく休憩いたします。               (午前11時4分 休憩)               (午前11時15分 再開) ○議長(内山泰宏)  会議を再開いたします。 引き続き、議案等に対する質疑を行います。6番井手清敏議員。 ◆6番(井手清敏)  予算書の243ページ、245ページ、概要書の30ページでお願いいたします。 これは先日2時過ぎに、深浦部長のところに行きましてお話をちょっと伺ったところですけれども、どうしても納得できないことがありますので、再び同じ質問でございますので、お伺いいたします。 消耗品費の29万4千円、これは…… ○議長(内山泰宏)  どこですか、何ページ。 ◆6番(井手清敏) 続 概要書の30ページ、伊万里ブランドフェア開催事業ですね、消耗品費等29万4千円。これは事務費だときのうおっしゃいましたけれども、この予算書との整合性ですかね、予算書には3万1千円、消耗品費とありますけど、こちらは消耗品費等とあります。「伊万里産食材を中心にした伊万里焼の器で提供するほか、特産品や産地直送の採れたて野菜の販売等を行う」とあります。そうした中で、これは事務費であると明確におっしゃいました。 さらには、次の伊万里ブランド販売促進事業について、消耗品費の風鈴は購入してこれは持ち帰ってくると、そして市の倉庫に納入すると、そのようにおっしゃいました。それの確認でございます。 ちなみに、前回の福岡での、10月ですかね、あのときのブランドフェアの33万5千円については事務費とお皿の購入で、お皿はそこの事業主の方に寄贈されてきたと、そのように伺っております。今回のこの件に対してお答えをお願いいたします。 ○議長(内山泰宏)  産業部長
    産業部長(深浦弘信)  ただいま243ページの伊万里ブランドフェア開催事業についてということと、30ページの分の中の説明が違うんじゃないかということですが、あくまでも30ページのほうの概要で説明しておりますのは消耗品費等ということで上げております。 予算書243ページを見ていただきますと、10の伊万里ブランドフェア開催事業の中で、11節.需用費については消耗品費は3万1千円の事務費のみです。ほかにも手数料とか役務費とか使用料等がありますので、それらを含めて、今回、消耗品費等という形でしておりますので、消耗品費はあくまでも事務的な3万1千円ということで御理解いただきたいと思います。 それから、伊万里ブランド販売促進事業の中で、消耗品、これは風鈴購入費なんですが、これにつきましては、昨年度、博多阪急で行ったんですけれども、新年度では梅田阪急、大阪のほうでも風鈴まつりをしたいというふうに阪急のほうからもあっております。そちらのほうで風鈴まつりをするとき用に300個を購入すると。残りにつきましては、博多阪急のほうでするときの追加として200個買って、それを使いたいと。先ほど皿の件も言われましたが、あくまでも風鈴についても、お皿についても市のほうでもって貸し出しをすると、もしくは持っていって飾るというふうな形で使いたいということでの予算でございます。 ○議長(内山泰宏)  6番井手清敏議員。 ◆6番(井手清敏)  販売促進事業でありますので、市で抱えていくよりも、市のほうも持っていって、この販売をですね、即売をしていったらどうかなと私は思うわけですけれども、その辺についてどのようにお考えであるか、お聞きしたいと思います。 ○議長(内山泰宏)  産業部長。 ◎産業部長(深浦弘信)  もちろん販売もいたします。これは、販売については市で販売するわけじゃありませんので、大川内山の組合のほうで販売をすると。特に博多阪急あたりにつきましては、これまで直接的な取引はなかったんですけれども、この風鈴まつりを契機として、博多阪急と、それから大川内山の組合のほうに口座をつくるといいますか、取引ができるようになったということで、当然販売は組合のほうでやっていってもらうということで、私たちはPR、組合のほうからは、ぜひ、できるだけ多く売っていただくということでやっていくと。今後ともそのつもりでおります。 ○議長(内山泰宏)  6番井手清敏議員。 ◆6番(井手清敏)  市民との連携という言葉がよくうたわれておるわけですけれども、このPR事業を地元伊万里で開催できないものか、その辺のところをお伺いしたいと思います。 ○議長(内山泰宏)  産業部長。 ◎産業部長(深浦弘信)  PR事業自体を伊万里でということですけれども、伊万里でやる、例えば去年のイルミネーションのときには、去年初めてなんですけれども、青年会議所のほうで風鈴を何十個か駅前につけてもらうというふうなこととかやっております。基本的な考え方としては、やはり観光客を呼び込むということを主眼とした観光戦略をとっておりますので、伊万里でも一部行うことがあるかもわかりませんが、基本的には福岡都市圏を中心にした形での観光戦略を持っていきたいというふうに考えております。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。井手清敏議員は質疑は3回まで、3回を超えることはできないとなっておりますので、御了承ください。 ほかに。12番松永議員。 ◆12番(松永孝三)  予算書の239ページの商工費、観光費の中で、観光戦略室が伊万里駅の中にできまして、ちょっとその部署に行って、そのときに指摘をしてきましたが、伊万里駅前に市街地の案内板がありますが、その内容について今現在、名称が変わったり、使われていない場所が、ウェルサンピアの年金センターとか、黒澤サテライトスタジオの表示がそのまんまになっているので、おかしいんじゃないかということで御指摘をしとったんですけど、はい、それは予算つけて表示を変えますというような返答をいただいておりましたので、私、興味がありましたので、先日見た結果、そのまんまだったので、この予算は25年度で計上してありますでしょうか、お尋ねします。 ○議長(内山泰宏)  産業部長。 ◎産業部長(深浦弘信)  ただいま御指摘の件については、ちょっと報告を受けておりませんでしたが、今おっしゃるようなことが事実であるとすると問題であると思いますので、今年度の予算の範囲がなければ、もしくは新年度予算をとってでもやりたいと。 私としても、全体的に見直しも必要かなというふうなことでも考えています。昨年、バイパス沿いのところの休暇センター、ウェルサンピア入り口というのが、国道のほうであったものですから、そういうものは撤去していただきたいというふうな話をしたところです。撤去されております。それ以外にも幾つか現実と合っていない部分もありますので、そこら辺をひっくるめた形で、これは建設部長ともちょっと話をしていたんですけれども、全体の調査も要るだろうというふうなことで、今おっしゃった部分以外を含めてもやっていきたいというふうに思っております。御指摘がされましたので、早急に対応したいというふうに考えております。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。18番渡邊議員。 ◆18番(渡邊英洋)  予算書の251ページの中段の女山トンネル建設促進事業でございます。 昨年も同じ質問をしたわけですけれども、若木バイパスあたりが目に見えて進捗を図られておりますが、この女山トンネルの建設についての現在の進捗状況なりを、より詳しくお願いいたします。 ○議長(内山泰宏)  建設部長。 ◎建設部長(青木政博)  女山トンネルの建設状況ということでございます。 まず、事業内容を説明いたしますと、全体延長が1.9キロメートルございます。そのうち、トンネル部が1.2キロメートル、それと、取りつけ道路といたしまして武雄市側が400メートル、多久市側が300メートルの、計画幅員10メートルの道路でございます。 これにつきましては、県のほうで平成21年度に新規事業を採択されまして、平成24年度に武雄市側の用地等の交渉に入られまして、平成25年度から本格的な工事に入られ、3カ年でトンネル部を完了されるということで予定されているようでございます。しかし、この後、用地等の問題もございますが、用地購入等が順調にいけば、その後に28年から29年という2カ年で取りつけ道路部を完了されまして、29年度完了する見込みであるということで聞いておるところでございます。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。11番山口議員。 ◆11番(山口恭寿)  2点質問させていただきます。 観光費です。昨年の6月議会で、私は観光の連携ということで大川内山の風鈴などを質問させていただいたところなんですけれども、そこで、部長答弁、市長答弁のほうで、風鈴などは連携をとって、駅、もしくは商店街、そういったところにも考えていくというようなお答えをいただいていたかと思うんですけれども、それは来年度の予算でどこに入れられてあるのかなという点と、もう1点が、同じく6月議会のときに観光大使の御質問をさせていただいて、観光大使に関しましては本年度予算の補正でついていたかと思います。それが25年度の予算でどこの事業に含まれているのか、御質問したいと思います。 ○議長(内山泰宏)  産業部長。 ◎産業部長(深浦弘信)  済みません。回答する前ですけれども、ページでいけば何ページのどの分に対してか……(「240」と呼ぶ者あり)240……(「観光費全体のところです」と呼ぶ者あり) まず、観光大使のほうからちょっとお答えさせていただきますが、観光大使については現在1名、池田さん、来週にもう1名お願いをするということで準備をいたしております。予算的には、その中で観光大使の委嘱状等をつくると、それで委嘱するというふうなことで、陶板等を使ってやることにしておりますし、今度もやる予定です。そのほか、消耗品等で名刺等もつくるということにしておりますので、新年度に新たにそういうふうなものをつくる予定はないというふうに考えております。 それから、風鈴の件で確かに去年ありましたので、私としては昨年イルミネーションをするときに、あわせて新しい形でのイルミネーションの中に風鈴をつけてはどうかというふうなことを提案してやっていただいたというふうに考えております。 先ほどもありましたが、風鈴については市のほうで所有をいたしておりますので、それを飾ろうというふうなことでも検討はいたしました。若干いたずらされるんじゃないかとか、ちょっと幾つか意見はありましたが、その点については現在あるものについて使っていくということが可能かどうか検討したいというふうに思います。 ○議長(内山泰宏)  市長。 ◎市長(塚部芳和)  ちょっと今の件で補足しますと、伊万里観光大使については24年度で予算化をしていただいておりましたので、3名ほどということで、24年度についてはお二人決定をさせて、お一人の演歌歌手池田輝郎さんについては観光大使としての任命。そして、3月16日ですかね、伊万里出身の映画俳優といいますか、白竜さんを、内定ということで任命式を伊万里でする予定でございます。 もう1つ、風鈴については、議会のほうで山口議員が御質問なされたと思っておりますので、先ほど井手議員のときに答弁いたしました、ことし50個ぐらいの風鈴を──50個というか、ここに風鈴が購入をするということで50万円予算が上がっております。こういうのは博多阪急だとか、あるいは梅田阪急で、伊万里市の所有の風鈴ですから、それを展示し、そのイベントがないときには、いわゆる風鈴まつりだとか、そういうふうなときに合わせて、伊万里の市街地商店街にこういう風鈴を活用して、風鈴を商店街あたりにも飾りつけると。そういうふうなことで、改めてこういうふうなものを活用するということでございます。 ○議長(内山泰宏)  産業部長。 ◎産業部長(深浦弘信)  補足をさせていただきたいと思います。 先ほど、伊万里駅前の看板の件について御質問ありましたが、私もそこまで詳しく聞いてなかったものですから、先ほども答弁いたしましたが、もう既にMR、そこについてですけれども、発注をしているということでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(内山泰宏)  11番山口議員。 ◆11番(山口恭寿)  ぜひ風鈴は風鈴まつりに合わせて、伊万里のまちの中に展示していただきたいなというふうに思っております。 6月の議会のときにかなり話題になっていたといいますか、名前が挙がっていた山本華世さんの観光大使の件は、その後の進捗状況というのはどのようになっているんでしょうか。 ○議長(内山泰宏)  市長。 ◎市長(塚部芳和)  山本華世さんについては、観光大使の任命は見送りました。理由については、山本華世さんについては、それなりの観光大使を任命すれば100万円等の任命料といいますか、そういうふうなものの要求等がありましたので、そういうふうなことについてはもう難しいということで任命を見送ったところでございます。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。23番盛議員。 ◆23番(盛泰子)  予算書243ページの9番、大川内山キャンプ場に関して質問申し上げます。 大川内山キャンプ場の今後について、どのように計画をされているのか。今回、緊急雇用で老朽化したテントプレースの撤去というのがありますけれども、トータルとして今後どのように考えていらっしゃるのか、お尋ねします。 ○議長(内山泰宏)  産業部長。 ◎産業部長(深浦弘信)  大川内山のキャンプ場についてということの質問ですけれども、今回、緊急雇用創出基金事業の中で、植栽等管理技術者育成業務委託料というふうなことで、テントプレースの撤去、それから撤去後の植栽を考えております。 今おっしゃられたこともありますし、実際危険性が高いと、それからテントプレースがむき出しのままであるというふうなことで非常に見苦しい面もあるというふうなことで、まず撤去をしたいというふうに考えています。その後、植栽等を行って使いやすい場所にしていきたいというふうに考えております。 そういうことから、今回の予算が緊急雇用の分が認められましたら、25年度中に撤去をしていきたいと。設備的にいきますと、宿泊施設等についてはそのままになりますが、テントプレースについては撤去するということで考えているところです。そういうことでいきますと、今年度は休止というふうな形になるんじゃないかというふうに考えております。 ただ、今後についてどうするかといいますと、あくまでも条例事項の設置条例にも基づいておりますし、議会の皆さん、それからまた国有地でありますので、国のほう、それから地元の皆さんと話しながら、今後、26年度以降についての方策については検討したいと、協議をさせていただきたいというふうに考えているところです。 ○議長(内山泰宏)  23番盛議員。 ◆23番(盛泰子)  平成23年の決算委員会の報告で、実はこのことについて御指摘をしておりました。もちろん地元の皆さんの考え方、あるいは国からの予算もいただいているので、そう簡単にクリアできない点もあるかとは思いますが、一番忘れてならないのは、かつてレスキューが出動しなければならないような状況にあったということだと思うんですね。あそこは下の道路からキャンプ場に行くまでに細い道が1本あるだけで、やっぱり万一のときの心配というのが私たちとしてはあったから、ああいう踏み込んだ意見をつけたところです。ですから、万一のことがあったときには、必ずその責任は市が問われることになるわけですから、今後の検討については、ぜひその視点も大切にしながらやっていっていただきたいというふうに申し上げておきます。 以上です。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、第9款.消防費、第10款.教育費、第11款.災害復旧費、第12款.公債費、第13款.諸支出金、第14款.予備費について、270ページから335ページまでです。 6番井手清敏議員。 ◆6番(井手清敏)  予算書の279ページ、非常備消防車両等整備事業の中の18番備品購入費、小型動力ポンプ等についてお伺いいたします。 概要書の35ページ、下から2番目の非常備消防車両等整備事業についてお伺いをいたします。 今回、消防団に小型動力ポンプが2台、老朽化に伴い更新を行うとありますが、前回のポンプ操法大会、去年ですね、拝見いたしておりますと、借りてポンプ操法大会に出場しているという分団があったように聞いております。そうした中で、消防署はそうした事実を知っておられるのかどうか、把握しておられるのかどうか、その点をお伺いしたいと思います。 ○議長(内山泰宏)  消防長。 ◎消防長(幸松伝司)  昨年のポンプ操法大会でございますけれども、競技でございますので、非常に団員さん熱心に訓練をされておりまして、連日訓練をやられていまして、その中で、実放水で水を出しますので、水を揚げて練習をするということで、団員さんのその熱意にちょっとポンプがついていけなかったかもわかりませんけれども、通常の場合とは異なって、毎日それをやりますと非常に故障の原因にもなるというようなこともございまして、確かに去年はそういうことで途中で故障して、ほかの分団から借りてやられたということをお伺いしております。それは、後すぐ修繕をいたしております。(発言する者あり) ○議長(内山泰宏)  6番井手清敏議員。 ◆6番(井手清敏)  ちょっと途中でということでありましたけれども、私がお伺いしたところによりますと、ポンプは誰でもがかけることができないからと、そういうふうに聞いておるところでございます。熟練者にはかけることができるけれども、新人の隊員はなかなかかけることができないと、そういうふうにお伺いをしているところでございます。 そうした中で、大会に勝つためには、どこからか借りて出場したほうがよかとやなかろうかということであります。消防署としては、そういうふうに消火活動と大会とは分けて考えておられることだろうと、今のお答えはそういうことだろうと思いますけれども、それでは、更新計画についてどのように判断して決められておるのか、ちょっと説明をお願いいたします。 ○議長(内山泰宏)  消防長。 ◎消防長(幸松伝司)  更新計画でございますけど、今の更新計画は実は平成23年に改正をいたしました。と申しますのは、車両が20年ぐらいたってもまだ1万キロも走っていないというふうな状況で、非常にまだ使えるというふうな状況がございましたものですから、車両とポンプの双方を、ちゃんと老朽ぐあいをチェックしまして、使えるものはもう少し延ばそうというふうなことで、ポンプと車両を分けて更新するように23年に改正をいたしました。 そういう中で、ポンプというのは非常に大事なものですから、ポンプをまずは優先しようというようなことと、もう1つは、車両もですね、年数はたっておっても手入れのぐあいではやはりまだきれいにしているやつもあるし、老朽しているやつもあるというようなことで、その辺を十分加味しながら更新計画を立てておりますので、今の段階ではポンプと車両を分けてするというのと、もう1つは、ポンプの状況を見て、それから車両の状況を見て、1年延ばして一緒にかえるというケースもございますので、そういった計画を立てております。 以上でございます。 ○議長(内山泰宏)  6番井手清敏議員。 ◆6番(井手清敏)  この消防団の若い人にとりましては、消防団活動が消火だけじゃなくて、先ほどおっしゃったように、若い人が燃えてポンプ操法大会で勝とうと一生懸命、団結心と融和を持って頑張られております。どうかそういう含みのあるポンプについては、できるだけ配慮をしていただくようによろしくお願いいたしておきます。 以上です。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。12番松永議員。 ◆12番(松永孝三)  予算書の287ページの教育総務費の教育振興費についてお尋ねします。 その中の学力向上対策推進事業でございますけど、学力の調査、知能テスト、どのようなものを実施されているのか、まずお尋ねしたいと思います。 ○議長(内山泰宏)  教育部長。 ◎教育部長(原正憲)  学力向上対策の分でございますけれども、小・中学生の児童・生徒を対象に基礎学力の定着・向上と、指導教諭の指導力向上を目指して実施しているものでございまして、内容としましては知能検査、漢字テストを行っております。 ○議長(内山泰宏)  12番松永議員。 ◆12番(松永孝三)  学校においては、この助成というか、市の予算が年々減ってきているので、不足分は保護者負担が発生するというふうなことも聞きましたが、そのようなことが事実あっているのか、ちょっとお尋ねします。 ○議長(内山泰宏)  教育部長。 ◎教育部長(原正憲)  一般のテスト、学校が用意する以外のそういうものとか到達度調査というのには、保護者負担が一部入っているところもあります。 ○議長(内山泰宏)  12番松永議員。 ◆12番(松永孝三)  伊万里市を将来担う世代に学力向上というようなことで、国も力を入れておりますので、そして、保護者負担というのはこの部分じゃなくて、冬場は灯油代とかの負担も保護者、PTAでしているように聞いておりますけど、学力向上というのは平等に日本国民であれば受けて、伊万里市も向上させたいという思いも私たち思っておりますけど、保護者負担がなるべくないように努めてもらいたいと思うんですけど、どうでしょうか。 ○議長(内山泰宏)  教育部長。 ◎教育部長(原正憲)  灯油の件が先ほど出ましたけれども、年度末かなり金が足りなくなった場合は、いろんな各学校で余っている分を調整しながらやっているところでございます。 また、テストについては、今年度はこの到達度調査については──到達度というか、学力向上については2万円ほど、やはり財源厳しいところで削減となっているところでございまして、今後、保護者負担がないように努めていきたいと思っているところでございます。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。23番盛議員。 ◆23番(盛泰子)  教育費で2点お尋ねします。 概要書の38ページの上から2つ目、私立幼稚園就園奨励費補助金ですが、これは従来12月の補正で出てくるものだったというふうに思っていますが、今回、当初になった理由ですね、それがまず1点目。 それから、39ページの下から2つ目のウオーキング大会開催事業です。この事業に対して異議を挟むものでは全くございませんが、昨年のこの場でも議論をしたところです。4月の第1日曜の開催だと思いますので、予算上、やはり事前に参加者を募ったりするPRが必要だから、予算の工夫をするようにという御指摘を申し上げておりましたが、今回その辺どうしていただいたのか、以上2点お願いいたします。 ○議長(内山泰宏)  教育部長。 ◎教育部長(原正憲)  まず、1点目の幼稚園就園費補助金を12月補正でなく当初予算にした理由ですけれども、通常は、今まで24年度までは、まず7月から国からの補助基準額というのが通知されます。それをもって、私どもは財政課当局と要綱の作成について協議を行っております。その協議が終了後、各幼稚園に照会をかけております。ただ、財政課と協議する中でも、また幼稚園に照会する中でも、やはり財源の裏づけが必要ではないかと我々は思っております。財源の裏づけがなくて各園に照会をかけて、その後12月に補正をかけても、補正で通るかどうかもわからないのに今照会をしておりますけれども、今回は財源の手当てができておりますので、十分な話し合いができると思うんですけれども、こういう本来の姿にことしはできたなと思っております。今までは、やはり当初予算、非常に厳しい中でございましたので、どうしても補正予算に回さざるを得なかったんですけれども、ことしは本来の姿に戻すことができたと我々は思っているところでございます。 次に、ウオーキング大会ですけれども、通常これは4月の第1日曜にやっておりますので、どうしても議会議決前に準備とかが必要でございまして、今年度は、これは直接我々じゃなくて実行委員会をつくっております。体育協会を初め、いろんな各種団体により実行委員会と我々は委託契約をしてやっておりますけれども、24年度の委託契約の中には大会の実施とともに翌年度の準備まで行ってくださいということで委託契約を結んでおりまして、今、大会チラシとか消耗品とか金が必要な分については実行委員会のほうで、実行委員会でも我々の委託料のほかに負担金をとっておりますので、その繰越金の中で、今、大会雑誌とかチラシをつくって広報を行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(内山泰宏)  ほかに。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、第2条 継続費について、14ページと346ページから349ページまでです。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、第3条 債務負担行為について、14ページと350ページから353ページです。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、第4条 地方債について、15ページと354ページです。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、第5条 一時借入金について、9ページです。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次、第6条 歳出予算の流用について、同じく9ページです。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、議案第24号に対する質疑を終結いたします。 次、議案第25号 平成25年度伊万里市国民健康保険特別会計予算について、17ページと359ページから393ページまでです。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、議案第25号に対する質疑を終結いたします。 次、議案第26号 平成25年度伊万里市介護保険特別会計予算について、21ページと395ページから435ページまでです。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、議案第26号に対する質疑を終結いたします。 次、議案第27号 平成25年度伊万里市立花台地開発事業特別会計予算について、25ページと437ページから451ページまでです。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、議案第27号に対する質疑を終結いたします。 次、議案第28号 平成25年度伊万里市公共下水道事業特別会計予算について、29ページと453ページから480ページまでです。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、議案第28号に対する質疑を終結いたします。 次、議案第29号 平成25年度伊万里市農業集落排水事業特別会計予算について、33ページと481ページから498ページまでです。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、議案第29号に対する質疑を終結いたします。 次、議案第30号 平成25年度伊万里市市営駐車場特別会計予算について、37ページと499ページから506ページまでです。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、議案第30号に対する質疑を終結いたします。 次、議案第31号 平成25年度伊万里市後期高齢者医療特別会計予算について、41ページと507ページから519ページまでです。 質疑なしと認めます。よって、議案第31号に対する質疑を終結いたします。 次、議案第32号 平成25年度伊万里市水道事業特別会計予算について、別冊です。 23番盛議員。 ◆23番(盛泰子)  概要書の44ページ、上から4つ目に老朽管更新事業というのがあります。これは年次的に老朽管の更新を、布設がえをしていただいているものですけれども、現在の進捗率はどのくらいになっていますでしょうか。 ○議長(内山泰宏)  水道部長。 ◎水道部長(林喜代司)  老朽管布設がえの進捗率ということでお答えいたします。 盛議員のおっしゃられるとおり、平成20年から平成31年までに老朽管の布設がえ計画を立てておりまして、事業費につきまして若干の見直しがございますが、全体事業費として13億9,000万円ほどを見込んでいるところでございます。 それで、平成20年から23年の事業費で2億8,300万円ほど実施しておりまして、進捗率が20.3%、24年度まで進捗しますと26.6%を予定しているところでございます。 ○議長(内山泰宏)  23番盛議員。 ◆23番(盛泰子)  そういたしますと、31年度までの計画に対して、この進捗というのは大体予定どおりというふうに捉えてよろしいんでしょうか。 ○議長(内山泰宏)  水道部長。 ◎水道部長(林喜代司)  31年度までといいますと26.6%で、予定からいきますとおくれている状況ではございます。ただ、今までが第9次拡張ということで大きな事業をしておりまして、予算が大体、年度に5,000万円から1億円程度の間でしておりました。そして、25年度は1億8,000万円を予定しておりますけれども、その後も大体1億5,000万円前後を予定しておりますので、31年度で終了する予定で考えております。 △日程第2 議案の常任委員会付託 ○議長(内山泰宏)  ほかに。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、議案第32号に対する質疑を終結いたします。 次、議案第33号 平成25年度伊万里市工業用水道事業特別会計予算について。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、議案第33号に対する質疑を終結いたします。 次、報告第1号 専決処分の報告について(市営住宅の管理上必要な和解について)、議案書の48、49ページです。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、報告第1号に対する質疑を終結いたします。 次、報告第2号 専決処分の報告について(市営住宅の管理上必要な和解について)。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑なしと認めます。よって、報告第2号に対する質疑を終結いたします。 以上で全議案等に対する質疑を終結いたします。 それでは、議案の委員会付託を行います。 本定例会に提案されました議案のうち、人事案件であります議案第18号の1件は、慣例により委員会付託を省略し、他の議案については、お手元に配付しております付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、別紙付託表のとおり各常任委員会に付託することに決定いたしました。 以上で本日の日程を全て終了いたしましたので、これをもちまして散会いたします。               (午前11時54分 散会)...